(9月に佐渡に行ったときのメモです。これは9月12日)
オートパークさわたのおっちゃんに前浜観光マップをもらって勧められたので、いってみることにしました。二ツ亀往復などで県道佐渡一周線という名前が気になっていたのですが、宿根木にいくつもりだったので、前浜に行けば一周も無理ではなくなってきます。
前浜とは佐渡の南東側の海岸で、本土側に向いています。
オートパークさわたで一泊目。二ツ亀には藪蚊や蜂がいて往生しましたが、さわたには大量のバッタがいました。正確にはキリギリスというのかな。けっこうでかい。食事するのにテントの外に照明をして虫寄せをしました。
オートパークさわたで虫寄せ
でもって翌朝出発。あさ歴史伝説館に行ってから行ったので、前浜が歴史的に佐渡の入口だったことは知ってからデられました。真野からバス南線の県道を通って両津に向かいます。姫崎までは行ったことがあるので、両津港なんか通らないでもショートカットできないもんかなあと思うのですが、5年前にそれをやって所要時間的にも景観的にも得ではなさそうと思います。
姫崎は今回はパスしましたが、1895年設置の日本最古の鉄造灯台があって、ちっちゃな無料キャンプ場もありますが、まあたぶん二ツ亀のように虫に苦労しそうです。
姫崎灯台(2018年5月撮影)
岬を回り込んで前浜地域に入るとしばらくして海岸に赤い岩が並びます。赤亀岩と呼ばれているようです。このすぐ先が赤亀・風島なぎさ公園という公園になっています。キャンプ場はまあちょっと湿っぽい草地で、昔の海水浴場然としたトイレもあります。両津から遠くない車中泊地としても使えそうです。風島側のきれいに整備された海岸側にはコンテナ型のコテージがあって、新設のトイレが有るなと思っていってみたら宿泊者専用とありました。
赤亀岩
赤亀・風島なぎさ公園
風島も岬になっていて、ここを回り込むといよいよ本州、弥彦山が大きく見えるようになります。二ツ亀で絶海の孤島感を味わったあとなので、本州がいつも見える側が前浜というのがよく実感されます。
道路はしばらく二車線で快走できたのですが、柿野浦というところをすぎると一車線に。あとで地図を見ると大した距離ではないのですが、対向車がけっこうあったので長い山道に感じました。あとで調べるとバスの系統が両津からと小木からに分断されているのもこの一車線地帯です。
さて一車線道を抜けて出るのが松ヶ崎。ここにもキャンプ場があって、ライダーさんが泊まっていました。感じは良い芝サイトですが、車の駐車場はそれほどないのでバイク用と思うしかないかな。
松ヶ崎は古代官道の北陸道の終点とされ、日蓮聖人や世阿弥もここから佐渡入りしたそうです。事務所かとおもって建物を見たら番所跡とありましたが、ガラス窓でちょいとモダンな感じです。
松ヶ崎から弥彦山を望む
松ヶ崎から小木方面へは良い道路になります。暑かったのではまのカフェ CoMaDo https://maps.app.goo.gl/nWcgTW2P994roEi69 でソーダフロートをいただきました。写真とるの忘れたけどドーナツもおいしかったです
でもってすっかり遅くなってしまったので宿根木に行くのはあきらめて、小木のエーコープで食材を買っておぎの湯(「魔法使いロゼの佐渡ライフ」に出てくる。実はちょうど9月12日は2巻目の発売日でした)に行って帰りました。
すっかり日が暮れてしまったので、北沢浮遊選鉱場がライトアップしているので行ってきました。